【DTM】どうミックスしても音がこもる人に見てほしい記事

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曲の構成を考えてドラムを打ち込んでギターとべースを録音してコンプとかEQとかそこら中にかけて色々なフェーダーをいじりにいじりまくってなんとかできた曲を改めて聞いてみるとあれ?めっちゃ音こもってる!??みたいな経験はありませんか?

僕はあります。というかほとんどそんな感じでうまくいくことの方が少ないです。

という訳でミックスで音がこもる時の原因や対策を自分への備忘録の意味も込めて紹介していきたいと思います。

よろしくお願いします。

音がこもる原因

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まず音がこもってしまう原因についてです。

音がこもる原因のほとんどは低中音域(だいたい100~300Hz付近)に音が集中しているからです。

ボーカルやギター、ベース、ドラムなどこの辺の音域の音を出すものはあげればキリがありませんし、特に何もしなければこのあたりの音数が多くなり全体的に音がこもったようになってしまうのはある種仕方のないことです。

ですので音のこもりを解消するためにはこのあたりの音の住み分けをしっかりする必要があります。

またより具体的にどの音域で音が密集しているか知る方法にEQを使って確認するという方法があります。

それはコチラのサイトでとても分かりやすく紹介されているので是非参考にしてみてください!

atagosounds.com

ですので音のこもりを解消するにはEQをそれぞれの楽器にうまくかけることで音の住み分けをキチンとしてあげることが基本になります。

対策①ローカットをしっかりする

まず一つ目の対策方法としてローカットをしっかりするということです。当然のようにやっている方は是非読み飛ばしてください。

ローカットとはEQを使って低い音域の音をカットするということです。

これを一つ一つの楽器にその楽器の音が変にならない程度までかけます。めちゃめちゃ面倒くさいですね。諦めて頑張りましょう。

重要なのは全部の楽器にそれぞれこの作業を行うということです。ドラムの場合はきちんとハイハット、スネア、バスドラ、、、と分けるようにしてくださいね。面倒くさがって一気にマスターにかけるのはナシです。

やってみると分かると思いますがシンバルなどの高い音が主体となる楽器も意外と低い音はでており、その部分をカットしても聞こえ方はほとんど変わらないです。

人間には聞こえない帯域である50Hz以下の音に限らず、聞こえる音に違和感がない範囲でバッサリカットしていくようにしましょう。

こういった一つ一つでは変わらない部分が低中音域に積み重なることで音がこもってしまうことがとても多いので、基本中の基本なのかもしれませんがローカットはしっかり行うようにしましょう。

対策②マルチバンドコンプレッサーを使う

次に音のこもりを解消する方法としてマルチバンドコンプレッサーを使うという方法があげられます。

マルチバンドコンプレッサーとは各帯域毎にコンプレッサーをかけることができるもので、一つの楽器に対してではなく出来上がった曲全体に対してかけるものになります。

詳しくはコチラの記事で紹介しているので是非見てみてください。

guitar-electric.hatenablog.jp

マスタリングで使うという風に思われていることが多いですが、全然ミックスでも役に立ってくれます。

何となく強そうな名前をしているので敬遠をしている人もいるかもしれませんが、多くのマルチバンドコンプレッサーにはプリセットが存在しているのでとりあえずかけておくだけでもそれなりの効果が期待できると思います。

マルチバンドコンプレッサー、、、??なんか名前強そう怖いヤダ。と思う人でも、完成した曲にとりあえずマルチバンドコンプレッサーをかけてみて、プリセットの中からよさそうなものを選ぶだけでもいいのでしておくことをおすすめします。

対策③パン振りを見直す

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次にパン振りを見直すということです。

具体的には

  • 右と左にしっかりパンを振る
  • 似ている帯域の音は左右に散らす(二つとも右に寄せるとかはしない)
  • 低音は真ん中に

などが基本だと思います。

また初心者の方ですとドラムのパン振りが一番よく分からなくて悩むと思いますが、それはコチラの記事で紹介しているので是非見てみてください。

guitar-electric.hatenablog.jp

どれくらいパンを振るかについては実際のプロの音源を聞いてみるのがいい勉強方法だと思います。

個人的に04 limited sazabysのMarking all!!というアルバムはしっかり左右にパンが降られていて音圧も高くて素敵です。あんまり共感されたことないので僕の耳がなんかおかしいかもしれませんが、暇な人は是非聞いてみてください。

Standing Here(アルバムMarking all!!より)/ 04 limited sazabys

youtu.be

上級編としてはM/S処理で音を広げるというやり方もありますが別にこれをしなくてもプロの出す音源に近いものは作れるのであんまりお勧めしません。

難しいですし。

一応M/S処理の記事もあるので参考にしてみてください。

guitar-electric.hatenablog.jp

対策④リバーブをかけすぎない

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低中音がぶつかっている以外の音がこもる原因としてリバーブをかけすぎていることがあります。

DTMの参考書などには奥行き感を出すためにはリバーブをかけるようにしましょうみたいなことを書いてあることが多いのですが、全てリバーブに頼ってしまうと全体的に音がこもってしまうことが多いのであまりおすすめしません。

奥行きというのはリバーブを使わなくても単純にボリュームを下げるだけでしっかりと演出することができます。

ですので基本的に奥行きを出したいときはボリュームをうまくいじって、それでもだめだったらリバーブをかけて、、、という風にする方が良いと思います。

もちろんリバーブにしかだせない雰囲気というものもあります。そのへんは状況の応じてうまく使うようにしましょう。

対策⑤録音した音を見直す

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ここまでミックスの方法について説明してきましたがそれでもダメだった場合はもしかすると録音した音がこもっている可能性があります。

その場合はもう一度録音し直すかEQで何とかするの2択になります。

もう一度録音し直す場合はこちらの記事を参考に録音しなおしてみてください。

guitar-electric.hatenablog.jp

リンク先の記事でも書きましたが、音割れギリギリの音量で録音することとそれなりのシールドを使うことはとても大事です。

そしてEQで何とかする場合はこちらの記事を参考にしてみてください。

guitar-electric.hatenablog.jp

EQで200~1kHzの音をうまく削るとそれなりにそれっぽくなります。是非やってみてください。

まあ簡単に言ってますけどキレイな音を録音するのは結構難しいことです。

場合によっては音源を買った方が手っ取り早いという場合も往々にしてあるので、上の記事では触れていませんがどうしても自分のギターの音に納得できない場合はギター音源を買うのも一つの良い選択肢だと思います。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。

ここまで約2500文字。めちゃめちゃ長くなってしまいましたがそれだけ音がこもるというのはよくある悩みでみんな戦ってるということです。

今紹介した中でもEQの設定については経験が結構大事になってくるのかなと思うので、うまくいかないながらも調整を繰り返し行うことが大切です。

くそ面倒くさいですけどね!!僕も頑張るのでみなさんも頑張ってください。

ありがとうございました。