代理ドミナントと二次代理ドミナント(裏コード)について

コード進行を考える時に稀に裏コードという何やらかっこいい単語が出てくることがあります。

これは代理ドミナント二次代理ドミナントのことを指しており、うまく使えばコード進行を一気におしゃれなものに変身させることができるものです。

というわけでこの記事では裏コードと呼ばれる代理ドミナントと二次代理ドミナントについて紹介していきたいと思います。

ただ代理ドミナントと二次代理ドミナントについて理解するにはどうしてもドミナント・モーションとセカンダリー・ドミナントについての知識が必要になってきます。

それらの用語がよく分からない人はこちらの記事をまずご覧になってからこの記事を読んだ方が分かりやすいと思います。

guitar-electric.hatenablog.jp

という訳で代理ドミナントと二時代理ドミナントについてです。

よろしくお願いします!

代理ドミナントについて

まずは代理ドミナントについてです。

代理ドミナントとは簡潔に言うとドミナント・モーションを起こす際、ドミナントコードの代わりにトニックの半音上の7thコードが使えるといったものになります。

例えばキーCの場合はG7の代わりにD♭7コードが使えるということになりますね。

例としてⅡーⅤーⅠのコード進行にこの代理ドミナントを入れてみましょう。

ⅡーⅤーⅠというコード進行はキーCメジャーだとこのようなコード進行になります。

Dm7G7CM7

これに代理ドミナントを適用するとこのようなコード進行に変わります。

Dm7D7CM7

ノンダイアトニックコード であるD♭7を入れてもそこまで違和感のあるように聞こえないと思います。

このコード進行をよく見ると代理ドミナントを入れることでルート音が半音ずつ下がる綺麗な進行になりました。

かつドミナントモーションの持つ解決感を失わない進行になっていると思います。

これが代理ドミナントというものになります。

二次代理ドミナントについて

次に二次代理ドミナントについてです。

二次代理ドミナントは先ほど取り上げたドミナント・モーションではなくセカンダリー・ドミナントを使った時の話になります。

二次代理ドミナントを簡潔に説明するとセカンダリー・ドミナントを発生させるコードは解決先のコードの半音上の7thコードに置き換えることができるというものになっています

勘のいい人は気付くと思いますが要するに二時代理ドミナントは代理ドミナントのセカンダリードミナント版ということになります。

ドミナントモーションに対してセカンダリー・ドミナントは二次的なものにあたるので、その代理コードも二次代理ドミナントと呼ぶわけですね。

といってもやはり言葉だけでは分かりづらいので例を見てみましょう。

例えばこんなコード進行があったとします。

CM7Em7Am7

キーCでいうと全てがトニックのコード進行ですがEm7→Am7がセカンダリー・ドミナントとなっているのでやや解決感があるコード進行だと思います。

このEm7を二次代理ドミナントに置き換えるとこのようなコード進行になります。

CM7B7Am7

やはりノンダイアトニックコードであるB♭7もそこまで違和感なく聞けると思います。

これが代理二次ドミナントになります。

まとめ

どうでしたでしょうか。

理論的な説明はすっ飛ばしていますが、そこはやはりネットではなく参考書などでしっかり学んだ方が良いと思います。

是非これらの知識を楽曲に取り入れてみて、より表情豊かな曲を作ってみてください。

また、代理ドミナント、二次ドミナントに限らず音楽理論について詳しくなりたいと考えている方はこちらに色々まとめてあるので是非参考にしてみてください。

音楽理論の記事 – 24歳から始めるDTM

ありがとうございました!